外部フィルター、外掛けフィルター、底面フィルター、スポンジフィルターなどなど、アクアリウムで山ほどあるフィルター。
特にろ材がたくさん入る外部フィルターはろ過能力が高いですが、値段も高く場所を取るためなかなか設置できないという人もいるでしょう。
でもやっぱり外部フィルターを使ってみたい。
そんなお悩みの方にぴったりな、コンパクトで置き場に困らない【エーハイム アクアコンパクト2004】の紹介です。
結論
コンパクト、音は結構静か、ちゃんとろ材付き、呼び水不要で電源入れたらすぐ使える。
値段はエーハイム2211の半額くらいで安め。
とても使いやすい。
ただし、最低水位線が低いため、水槽の水位に注意。
置き場に余裕があるなら、これ以外の外部フィルターを考えるのもあり。
アクアコンパクト 2004の良いところ
- 名前の通り「コンパクト」で場所をあまりとらない
- 音は結構静か
- サブストラットプロ同梱でろ材に困らない
- 呼び水不要で電源入れるだけで使える
- 排水パーツ付き
- 流量調整が可能
- メンテナンスが楽
- 外部フィルターの中ではそこそこ安い
アクアコンパクト 2004の気になるところ
- フレーム水槽には使用不可
- 最低水位線が高めなので、水量管理が必須
- 水中ポンプのフタがネジ止め
きっとこのフィルターを使ってる人なら一度は思ったことがあるでしょう。
ポンプのフタを止めているのがネジだということ。
インペラー掃除にはこのフタを外す必要があります。
掃除のたびにネジを回してると、ネジ山が潰れて回せない状態になります。
じゃあどうすればいいのか。
そう、ネジを付けなければいいんです。
ネジを付けなくてもフタはしっかりはまってズレないので、全然問題ないです。
これだけで超快適なメンテナンスライフをおくることができます。
使い方
セットしてコンセント差したらすぐ使える簡単仕様。
水中ポンプなので、他の外部フィルターみたいな呼び水が不要で、水槽の真横に置けます。
ケース上部の大きいダイヤルを回せば流量調整ができます。
ろ材もろ材ネットも排水パーツも全部揃っているオールインワンです。
この値段でサブストラットプロ同梱は嬉しい。
アクアコンパクト 2004・2005の注意点
水槽のフチにかけるポンプの仕様上、最低水位線が高めです。
吐水口の下にある線のあたりが最低水位になり、水槽の上端からは4cm程度。
自分は上端から1cm程度下まで水を入れるため、水面からは3cm程度。
うちの環境だと3〜4日に1回は足し水しないと最低水位線を下回ります。
他の外部フィルターより水位に気をつける必要があるので、人によってはちょっと手間かもしれません。
あと、値段は5,000〜6,000円前後ですが、もう少し出せばテトラ VX-75とかGEX メガパワー6090といったろ過能力が高い外部フィルターが買えます。
なんならCharmさんでそれらの方が安いときがあるので、置き場があるならそっち買う方がいいかもしれません。
実は水槽高さが少し低くても使える
2004は、「水槽の横に置く場合、水槽の高さは25cm以上必要になります。」
と記載ありますが、3cm低いGEX グラステリアスリム450(高さ22cm)でも問題なく使えてました。
そのときのホースはこんな状態。
ビッタビタです。余裕なんてありません。
ホースをつなぐ部分がポンプ側と本体側でぶつかっている状態ですが、水漏れなど一切なく普通に使えてました。
※ただし公式の仕様対象外なので自己責任で
まとめ
アクアコンパクト2004・2005は非常に使いやすい外部フィルターです。
もう少しお金を出せばさらにろ過能力が高い外部フィルターを買えるので、置き場があるならそっちを購入するのもありです。
あまり置き場を取れない or 取りたくない方にはこちらがピッタリです。